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廃止は廃止でも上場廃止

西武鉄道の株式が、昨日付で東京証券取引所の上場廃止となった。
原因は長年にわたって、有価証券報告書に虚偽の記載を行ってきた為であることは周知のとおりである。

かつては、世界でも有名な金持ちで資産家だった西武の堤義明オーナーは、西武鉄道、プリンスホテル、西武ライオンズなど、文字通り「西武王国」を築き上げた、まさに「カリスマ社長」であった。
視察地に常にヘリコプターで現れる姿など、今のライブドアの堀江社長などとは比べ物にならないほどカリスマ性を出していた。
実は、私自身も西武に大変魅力を感じていた者の一人であった。
私が最も魅力を感じていたのは、ちょうど西武球場に屋根を建設し、ドーム球場とした頃だったと記憶している。
雨天中止を撤廃して多くの野球ファンのニーズに答えようとする姿を見て、このような事業ができるというのは、優良な企業なのだと感じた。
また、その頃の西武の株価は大変高く、東武などの他の私鉄とはケタ違いの株価であった。
私はそのとき、西武は卓越した経営戦略を持つ会社だと感じていた。

あれから5年以上の時が過ぎ、2004年12月17日 西武は485円の株価で一部上場から姿を消した。
結局は、一族会社で行われてきていたという最大の問題点が露呈されてしまったこととなった。
西武は引き続き、ジャスダック市場へ上場を目指すとしているが、株主や投資家はもとより、多くの人の西武への信頼を回復できるかが問題となるだろう。

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Author:日本大学鉄道研究会
日本大学商学部の鉄道研究会です。

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